« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

にんげん。

われわれは「にんげん」。
そういう括りで生きている。

が、その脇で「どうぶつ」でもある。
それをどう捉えるか。

しかして「どうぶつ」である以上、
競争があって然り。
淘汰があって然り。

どう育つかも、個体差はあるとはいえ、
やはり「勝つか負けるか」である。
いくぶんのバリエーションはあるといっても。
どんな人間でも、好むと好まざるとに関わらず。

なので、軸はシンプルなほうがいい。
言い訳を作らないためにも。

現楽天野村監督のいう「考え方を変える」というのは
至言であると思う。果ては「運命が変わる」に
繋がるのだが。

いい将来を切り開くためには、
見据えた道を、そのステージにおいて
一度極めることが不可欠と思う。

10代での成果。よし極めた。
20代での成果。よし極めた。
が、まだ未熟。

自分はまだ、30代が転がり始めたところ。
その先、まだどうなるかはわからない。

しかし、10代や20代だった時の自分に負けるとは思わないし、
もちろん、今では人にもいい影響が与えられると思う。

日々成長。

人間の価値とは、移動した距離の長さとか、
跨いだ国の多さとか、持ってるお金の多さで
決まるものではないと思うのだ。

花を開かせるために、日々努力もする。
その一方で、後の世代にも、いい影響を与えたい。

どんなに突っ張っても、人間界という大きな流れの中に、
見下ろせば静かにぽつんと佇んでいる存在。
であれば、ほんの僅かでもよりよい影響を
後世に伝えねばならない。

なにより、先人の努力、苦労を
実りあるものにしなければならない。

それが、後の世代の務めでもあると思う。
けして疎かにしてはならないことだ。

| | コメント (0)

秋深まり、お呼ばれそしてねこ。

まもなく結婚!という女の子からお招きあり、
新居へ遊びに行った。

リフォーム後、そう日は経ってないとのことで
きれいなおうち。

リビングには燦然と輝く、亀山モデル46型。
エコポイントあるうちに、僕も実力のレグザ、買おうかな?

サク氏がつれてきた猫きょうだい。
Img_0018
ガーフィールドの巨大ぬいぐるみに乗せられ、右往左往。
見てると猫もかわいいなあ。
ただウチは飼うには至らないだろうけど。

だんなさんもいい人だし、学校も近いし、
夫婦でチカラあわせて幸せにね!

かわって、地元歩き写真。
うちの近所で撮ったヤツ。

最近よくさえずるイソヒヨドリ。
Img_7505
メス・・・と思う。
うちの屋根瓦に乗って、♪~といい声で鳴く。

いまの季節は、モズが高鳴く。
キエーキエーと。
鳥はなんでも好きだけど、やっぱりShrike類が一番好きかな。

田んぼの畦道の杭に、アキアカネ?。
Img_7502
これはメスかな?単に若いだけかも。
ていうかナツアカネだったりして。

奥の山道に行くと、アサギマダラが。
Img_7487
そんなにボロでもなかった。
飛んでる姿を見ると、やっぱり風をつかむのがうまい。
次は九州かい?

狭い山間の地域だけに、
日々の変化が感じられて楽しいです。

ジョウビタキは、まだ来ないかな?

| | コメント (1)

博物画の世界。

福岡と高知を行ったり来たり。

その合間に、ちょっと時間が取れたので
「荒俣宏博物画コレクション展」を
見に行ってきた。

いの町にある「ギャラリーぼたにか」。
土佐和紙工芸村のなかにあるギャラリー。
Img_0624
蔵をリフォームした、趣のあるつくり。
3棟にわかれてある。
桜の葉も、秋のよそおい。

Img_0617
コンパクトな室内に、所狭しと博物画が。
僕にとってはアドレナリン出まくり空間。

DMに使われてたオグロシギ。
Photo
いやぁ、最高ですなぁ・・・。

いい意味で小嘘をつけるからこそ、
写真では表せない「絵画」というものの表現力。
そのチカラを再認識した気がします。

ハゲワシもよかった。
Photo_2
羽根の表現なんかは
まるまるお手本にしたい。
小手先の技巧よりも、対象をよく見、知ること。

今回の展示物のなかでは、第2棟に展示してあった
ホシガラスの作品が、いちばんのお気に入り。
\70,000くらいだったから、手持ちがあったら買ったのに。
またそのうちに、出会える日もあるでしょう。

無彩色だけど、オリックスもいい味。
これはウチに飾ります。
Photo_3
スクラッチボードみたいな風合い。
やっぱり本物って、ちゃんと存在してる。

これからのアートワークに糧となる経験。
写真なんか存在しなかった時代の、
先達の苦心の跡が感じられた。

いい時間を、ありがとうございました。

| | コメント (2)

はや10月。

あっというまに夏もおわり、
朝夕すずしい10月に。
大きな台風が来てるようですが・・・。

9月は2回の環境調査で
外へ出ることが多かった。
体力的にはきつくても、
とてもすがすがしい仕事。

明日から高知へふたたび帰り、
今度はセミナー講師の仕事が待ってます。
週1回の講座で、どれだけスキルを伸ばせるか・・・?
情熱を持った生徒さんには、
できるだけ応えてあげたい。

県展も無事5回目の入選。
時間があんまりない中でだったので、
それなりに達成感はある。

10月中は、ニラの世話も
僕が中心になってやらないと。
いろいろと重責はあるけれど、
充実した、張りのある毎日。

産まれてくる我が子には、
親の背中を見据えてほしいと思う。
そして自分自身、それに恥じない
人間でいたいと思う。
そのために、日々自己実現を
めざしてるわけだから。

最後に、調査中に撮った写真。

上から
・クロウリハムシ
・アオモンイトトンボ(?)の産卵
・題して「秋の小船」
これは・・・柿の葉かな?

Photo

Photo_2

Photo_3

| | コメント (5)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »